建物の査定方法 ~①原価法(積算価格)~

①原価法(積算価格)…一棟アパート・一棟マンション

 建物について現時点で新築した場合の価格から、築年数に応じた減価修正を行って価格を求める方法。土地について対象地と周辺の地域要因を比較して算出する。

積算価格=再調達価格×総面積×残存年数(耐用年数-築年数)÷耐用年数

※詳しくは国税庁HP「耐用年数(建物/建物付属設備)」を参照

原価法(建物)を使って建物の積算価格を求めてみます。

例1)

木造 延べ床面積 100㎡

再調達価格 1㎡あたり15万円

築3年経過 (※木造の耐用年数 22年)

例1)回答

15万円×100㎡×(22-3)÷22=15000000*0.8636363636=12,954,545円(1,295万円)

例2)

RC 延べ床面積 100㎡ 

再調達価格:1㎡あたり20万円と仮定

築30年経過 (※RCの耐用年数 47年)

例2)回答

20万円×100㎡×(47-30)÷47=20000000*0.3617=7,234,042円(723万円)

耐用年数超えている建物は 0円! です。

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